【ハワイ不動産】カイナハレハワイわくわく不動産便りVol.236

【ハワイ不動産】カイナハレハワイわくわく不動産便りVol.236

皆様、平素より大変お世話になっております。
カイナハレ・ハワイ不動産の三田です。

(ハワイの話)

米国本土の旅行客がコロナ解禁によって欧州等への旅行ができるようになるに従って、ハワイへの渡航者数が減少傾向にあります。一方で日本からの来訪者数がコロナ前の半数程度に復活しており、10月後半のハワイへの渡航者数約28,000人に対して、日本からは約2,700と日本からの来訪者が全体の10%弱くらいになりました。

 

ハワイの新聞記事は、相変わらず、マウイ島ラハイナの火災後の困難な状況と、回復への取り組みについて連日報道しています。マウイ島での経済回復に必要な観光の再開が徐々に始まり、マウイのリゾートで仮の住居を提供されていた被災者たちが退去を迫られていること、もともと賃料が高い地域であっただけに、被災者が新たな住居を探すにも苦労していることなどの住居問題、また焼失したエリアに被災者が立ち入ることを許可され始めてはいるものの有害物質対応を進める必要があること、また一部の地域ではまだ電力が復旧したものの停電が続いていること、瓦礫の埋却場所をどこにすべきかという場所の選定問題などがあります。また復興支援のための色々な基金ができています。更には、マウイの中小企業の経営者たちが保険金や融資を受けて必死に再建に取り組んでいるものの、十分な資金が確保できずに困難な状況が続いていることが伝えられています。

 

火災リスクという意味ではハワイの全島で火災リスクが高まっているとのことです。その背景として、サトウキビやパイナップルのプランテーションが衰退した後に拡がった外来種の高可燃性植物、ギニアグラスやハウレコアなどが管理されていない広大な土地に根付き始めたことが原因とされているようです。昔は、プランテーション経営者たちがお互いに協力して、多くの人員と機材を使って公共又は私有地で発生した火災と戦う消防士を支援していましたが、近年はプランテーションは減少しており、防災対策は人手不足に陥っているとのことです。対策として幅80フィートほどの草を刈り取った地面の帯を作り、火災時に周囲を延焼から守る「延焼遮断帯」を作ることが進められていますが、ハワイ州の野生生物管理局(HWMO)によると、山火事リスクの高い地域を減らすために、州全体で約350マイルの延焼遮断帯が必要で、これはオアフ島を約2.5周する距離に相当するとのこと。この延焼遮断帯は、必ずしも山林火災の進行を阻止できるわけではないが、消防士にアクセスと防御ラインを提供することになります。

 

オアフ島のノースショアに大波のシーズンが到来しました。冬の到来を告げる北西からの強い風が吹き始め、ノースショア沿岸の住民は波に警戒を強めているというニュースがあります。過去何年もの間、ロッキー・ポイントとサンセット・ビーチ沿いの住民は、強力な波が土地を削り取り、ヤシの木を倒し、家屋や階段、デッキを侵食することに対してなす術もなく、見守ることしかできない状態だったとのこと。専門家によると、近年の温暖化の影響で海面上昇が進んでおり、高波や浸水の被害がさらに深刻化する可能性があるとしており、ノースショアの住民は、関係当局に沿岸の安全対策を強化することを求めています。米国海洋大気庁(NOAA)によると、「今年のエルニーニョ現象は、中央太平洋でより多くの熱帯性低気圧が発生することを意味しており、遠く離れたジェット気流の影響で例年にも増してより大きな波がノースショアに到来する可能性がある」と予測しています。

 

高架鉄道「スカイライン」について、ホノルル高速輸送公社(HART)と空港区間の建設契約を結んでいるジョイント・ベンチャー企業が進行中の取り組みについて発表しました。それによると。請け負っている5.2マイルの高架軌道と4駅の建設は90%以上、順調に進んでおり、正式開通日は未定ではあるが、2024年初めの完成を目指しているとのことです。

 

太平洋ホエール・ファウンデーション(PWF)は、10月25日にマウイ島沖でこの秋初めてのザトウクジラを目撃し、ホエール・ウオッチング・シーズンの幕開けを告げました。ハワイのホエール・ウオッチングのシーズンは11月ごろから4月まででピークは通常1月から3月の間ですが、クジラによってはそれ以前に到着して長く滞在するとのことで、毎年、何千頭ものザトウクジラが出産、授乳のためにアラスカ海域からハワイの温かい海まで3500マイル以上移動してきます。ハワイ諸島ザトウクジラ国立海洋保護区は、マウイ郡海域と周辺のザトウクジラとその生息地を保護しています。保護区はハワイ州の主要6島に隣接する5つのエリアで構成されていますが、モロカイ島、ラナイ島、マウイ島がその中心となっています。

 

(ハワイの不動産の話)

アラモアナ公園を目の前にした立地に建っている中層階の超高級コンドミニアムである「パークレーン」の最上階8階にあるペントハウスが2017年の販売開始当時の最高額2200万ドルを上回る価格の2750万ドル(150円換算だと41億2500万円)で売却されたというニュースが報道されました。対象ユニットは、4ベッドルーム、4.5バスルームで室内居住空間5668平方フィート(約527平方メートル)の広さで、二つのバルコニー、サウナ、ワインセラー・ルーム、4台分のパーキングスペースがあり、管理費は月1万248ドル、今年の固定資産税は月額になおすと1万2804ドルとのことです。ハワイの一般的な不動産市場の状況は、住宅ローンの金利が上昇したことからマーケットに出てから売却されるまでの日数が長くなっており、価格はほぼ横ばい状態になっていますが、このようにユニークな超高級物件が存在するハワイは、超富裕層に注目されているという事例と考えられています。

 

高額物件売買の話の一方で、低価格の賃貸住宅がマキキ地区で工事着工というニュースもあります。オアフ島ベレタニア通りのセーフウエイ・スーパーマーケットの向かいにあるキナウ通り1226番地に25戸の手ごろな価格の賃貸住宅を建設するための起工式が行われました。このプロジェクトは、民間開発業者がオアフ島で手頃な価格の住宅を増やすことを容易にするためにホノルル市が導入した法案7号のインセンティブ・プログラムを利用したものです。この法案は、開発業者に10年間の税制上の優遇措置と、固定資産税の免除を提供すると共に、賃貸住宅の計画と許認可を手数料なしで迅速に行うものとなっているものです。このプロジェクトは、3階建てでエレベータのない「ウオークアップ」で1ベッドルーム3戸とスタジオ(ワンルーム)22戸からなるものとのことです。

 

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今月のカイナハレ ハワイ不動産 最新ニュース & 質問会は
『特集バケーションレンタル vs ホテルコンド』と題して行います。

【開催日時】
日本時間:2023年11月18日(土)10:00 AM~11:20 AM
ハワイ時間:2023年11月17日(金)3:00 PM~4:20 PM

 

詳細が決まりましたら、こちらで募集開始いたします。
よろしくお願いします。
https://www.kainahale.com/questions#youtube

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カイナハレハワイ 厳選物件リスト

★おススメ戸建て
117 ポイプドライブ
価格: US$ 2,895,000.00 日本円:JP¥ 436,718,856
JALのマイル:144,750マイル
ビーチ、ショッピングセンター、学校、レストランからわずか数分の便利なロケーションにある、ポートロックの5BD/5.5BAの豪邸。
https://search.kainahale.com/Home/Special?mlsnumbers=202324233

 

★おススメコンドミニアム
コンドミニアム
アイランドコロニー1619
価格: US$ 335,000.00 日本円:JP¥ 50,535,688
JALのマイル:16,750マイル
アイランドコロニーユニットは、バケーションレンタル、長期レンタル、ホテルレンタルプログラム、または居住者や別荘として、あらゆるタイプの用途に最適な物件です。
https://search.kainahale.com/Home/Special?mlsnumbers=202311635

 

★おすすめバケーションレンタル
アルーアワイキキ #3309
2ベッド、2バスルーム、パーキング付き! ワイキキの中心、アラモアナ、ビーチまでも徒歩圏内に位置する大人気の高級コンドミニアムです。33階の角部屋になり、ハワイでは珍しい洗い場付きバスルーム(ハンドシャワー、ウォシュレット付き)、キッチンは最高級ヴァイキング社製。ラナイからは開放感に溢れるシティービューが広がります。緑の山々、アラモアナビーチと夕焼けもお楽しみ頂けます。
お部屋タイプ:2BR/2BA キングサイズベッド1台、ツインベッド2台、ソファベッド1台。
最低宿泊日数:30泊~ お家賃:$5,092.50
https://www.kainahale.com/property/allure-waikiki-3309/

 

★おすすめ長期賃貸
ハレ モアニ #603
絶好のロケーション!必見!即入居可能。フルキッチン、広々としたラナイからアラワイ運河、ゴルフコースが見渡せます。リビングルームとベッドルームにはエアコン付き、家具付きのお部屋です。ワイキキビーチ、アラモアナセンター、アラモアナビーチパーク、レストランなどへのアクセスも便利です。
お部屋タイプ:1BR/1BA 最低契約日数:6か月、1年
お家賃:$2,250+TAX (電気代込み)駐車場・上下水道・TV・Cable TV・Wifi込み
https://www.kainahale.com/property/hale-moani-603/

 

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カイナハレ・ハワイはワイキキの中心、便利なDFSワイキキ ギャラリアタワー10階にございます。旅行の合間にお立ち寄りいただき、ハワイ不動産をご案内させていただくことができます。ハワイにお越しの方で、ハワイ不動産の内見にご興味のおありの方は、お気軽にご連絡ください。本情報について、あるいはいかなることでもご質問があればお問い合わせ下さい。今後、このメールの受信を希望しない方はお手数をおかけいたしますが以下をクリックし、お問い合わせフォームよりメールの配信停止を選択の上、送信をお願いいたします。
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Hideo Mita (R) 三田 英郎
President & Principal Broker
Kaina Hale Hawaii Realty, Inc.
2222 Kalakaua Avenue, Suite 1001, Honolulu, Hawaii 96815
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