【ハワイ不動産】カイナハレハワイわくわく不動産便りVol.235

【ハワイ不動産】カイナハレハワイわくわく不動産便りVol.235

皆様、平素より大変お世話になっております。
カイナハレ・ハワイ不動産の三田です。

(ハワイの話)

ワイキキのカラカウア通りを歩いていると、すれ違うグループから日本語を聞くことが多くなってきて、嬉しく思っています。10月前半にハワイを訪れた人は一日平均約27,000人、そのうち日本人は約2,200人と全体の約8%でした。コロナ前の水準の半分近くに戻ってきています。

8月8日の火災で被災したラハイナの人たちは、街から離れるか留まるかの選択を迫られています。被災地となった居住地にとどまることの難しさの一つは、火災から2ヵ月たった今も多くの人がトラウマと向き合いながら、以前の生活に戻ろうとする難しさであり、もう一つは、火災によって高騰した住宅市場の相場と、何年もかかるかもしれない被災地復興プロセスへの対応です。ラハイナの火災以降、マウイ島では数千人が失業手当の申請をしていいるとのことです。多くの場合、火災以前の職を失うか、全く違うフルタイムの職を選ぶことになるようです。マウイ島全体の人口は24年にかけて2千人近く減少すると予想されていますが、他の島に移住するのでハワイ州全体の人口減少には大きな影響を及ぼさないと想定されています。

マウイ島西部では、観光再開反対の意見も多数ありましたが、10月8日から段階的な観光再開が始まりました。ただ、火災の後、観光客は2019年8月の水準の43%まで激減しており、観光客数が火災前の水準に戻るには2年以上かかるだろうと予測されています。マウイ島のホテルは、現在観光客減少による稼働率の低さを、郡内各地から集まった多くの火災救援作業員や政府関係者、一時的に避難している被災者によって相殺している状態とのこと。稼働率は60%から75%で7800人の被災者が3千室以上のホテルの部屋を利用しているそうです。また、マウイ島西部のホテルに滞在している被災者には火災により避難したことを文書で提出し、被災地の居住者であることを証明できれば誰でも新しい住居が見つかるまでホテルに滞在することを許可されるので、理由なく被災者が立ち退きを迫られることはないとのことです。

マウイ島に新たに開設されたホームレスシェルターが開設から1週間で満員になったというニュースもあります。このシェルターは、エアコン完備の断熱テント、無料の食事、医療サービス、映画鑑賞プログラムを備えており、開設から1週間で8月8日の火災でラハイナの街が壊滅する以前にホームレスになっていた人たちで満員の状態が続いています。カフルイ空港の近くのハナ・ハイウエイに隣接し、商業施設から近い、1.5エーカーの州有地に設置された150床の施設はプウホヌア・オ・ネネと名付けられ、非営利団体プロジェクト・ビジョン・ハワイが州福祉局(DHA)のために運営しています。現在、ここで受け入れているのは、火災発生以前からラハイナでホームレスになっていた未成年の子供をもたない成人のみですが、近日中に島の他地域からもホームレスを受け入れる予定となっているとのことです。火災避難者が、火災で住居を失ったことを証明することなくマウイ島西部のホテルに滞在できる期間が9月29日に終了していることから、今後更に多くのホームレスがホテルの部屋を離れてこの施設に向かうことが予想されています。

ホノルル市議会は、10月4日、オアフ島内にある100の違法賭博場を取り締まるための法案57と58を全会一致で可決しました。ホノルル警察(HPD)によると、違法薬物、売春、銃による暴力が横行する賭博場は、毎日オアフ島のどこかで営業されており、閉鎖されるのは年間約20軒にすぎないとのこと。さらに閉鎖された賭博場の多くは、新しい経営者のもとですぐに再開されているとのこと。今回の法案では市企画許可証発行局(DPP)や市法務局などの権限と連携させるもので、賭博場として使用されている不動産物件の家主を取り締まりのターゲットとすることを意図しています。

ココナッツカブトムシを駆除するという話があります。このココナッツカブトムシは、主にココヤシの樹冠に食い込んで樹液を吸い、枝葉を枯らし、幹を腐らせる外来種で、オアフ島が主な生息地ですが、この度はカウアイ島のゴルフコースで駆除のため一部コースを閉鎖してドローンで殺虫剤散布による駆除を行うとのことです。また、ハワイにおけるヤシやその他の植物原料の島間移動を制限する新しい暫定規制が4日施行となったとのことです。

ハワイからラスベガスに進出の二つの話題があります。一つはハワイでは誰でも知っているジッピーズ・レストランが10月10日にラスべガスで店舗のグランド・オープニングを祝いました。そしてもう一つは、ハワイ・パシフィック大学(HPU)が来年8月にハワイ諸島以外では初となるキャンパスをラスベガスで開校するとの発表が同じ10日に行われたことです。ラスべガスのあるネバダ州はハワイからの人気移住先としても知られており、2018年だけで4959人のハワイ住民がネバダ州に移住しています。これはハワイ住民の移住先としては第3位で、ちなみに1位はカリフォルニア州で1万2848人、2位はテキサス州で7986人でした。

(ハワイの不動産の話)

これは、住宅用のニュースではありませんが、オアフ島の空き工業用地が少なくなっているというニュースがあります。自社ビジネスが成長中となっているテナントが借りようとする最適施設を探すのが難しくなっているということです。オアフ島では、健全な卸売り部門の成長により、倉庫スペースの要求が継続的に強まっています。倉庫施設の最大の利用者である流通卸業では2022年に160億ドルを売り上げ、今年の5月までの累計でも65億ドルの売り上げを記録しました。一方、家賃の方は、2019年末の1スクエアフィート当たり1.21ドルであったものが、2022年末には1.48ドルと22.3%の値上がりとなり、2023年末までには更に値上がりが予想されています。その他付随経費も増大傾向にあり、更に、マウイ島の火災も全体の建設労働力不足と建築資材コストの高騰という影響が避けられない状況にあるということです。

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★★★★★★★★ 動画公開しました ★★★★★★★★

第31回 カイナハレ ハワイ不動産 最新ニュース & 質問会
【特集】『2023年度上半期売れ筋コンドミニアムトップ5!』動画を公開いたしました。

2023年度上半期、ハワイのコンドミニアム市場はどのように動いたのでしょうか?上半期の販売データをエリア別・間取り別・価格帯別・築年別で分析し「売れ筋コンドミニアムトップ5」として発表します。ぜひご覧ください。
https://www.kainahale.com/questions#youtube

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カイナハレハワイ 厳選物件リスト

★おススメ戸建て
637 カヒアウループ
価格: US$ 4,500,000.00 日本円:JP¥ 673,208,550
JALのマイル:225,000マイル
壮大なダイヤモンドヘッドビューを持つこちら家は、最も安全で権威のあるハワイロアリッジゲートコミュニティにあります。 天井が高く広々としたリビングルームと、ダイニングエリアを備えたオープンフロアプランは、人々をおもてなしするのにに最適です。
https://search.kainahale.com/Home/Special?mlsnumbers=202323823

★おススメコンドミニアム
コンドミニアム
カリア #805B
価格: US$ 86,000.00 日本円:JP¥ 12,865,763
JALのマイル:4,300マイル
都会の騒音や喧騒、賑やかな雰囲気のない街をお好みの方にはぴったりです。大きなパティオプールエリアとロビーを備えた、歩きやすい緑の敷地を備えたKalia Incのアパートは、ワイキキとアラモアナの中心部にあり、多くのレストランや商業施設に近く、またビーチにも近いエリアに立っています。注目の借地権付き物件。
https://search.kainahale.com/Home/Special?mlsnumbers=202321602

★おすすめバケーションレンタル
サン・スーシ #205
直前スペシャル!11月30日まで$4,300/30泊!!
オーシャンフロントの絶景1ベッドルーム!
ハワイのゴールドコーストと呼ばれるカピオラニ公園とダイアモンドヘッドの麓に位置する自然に囲まれた静かで落ち着いた雰囲気のコンドミニアムです。 大きなラナイからは、昼間はどこまでも広がる真っ青な海を、夜は美しいサンセットやワイキキの夜景を満喫頂けます。
お部屋タイプ:1BR/1BA キングサイズベッド1台、クイーンサイズソファベッド1台。
https://www.kainahale.com/property/sans-souci-205/

★おすすめ長期賃貸
ハレ モアニ #603
絶好のロケーション!必見!即入居可能。フルキッチン、広々としたラナイからアラワイ運河、ゴルフコースが見渡せます。リビングルームとベッドルームにはエアコン付き、家具付きのお部屋です。ワイキキビーチ、アラモアナセンター、アラモアナビーチパーク、レストランなどへのアクセスも便利です。
お部屋タイプ:1BR/1BA 最低契約日数:6か月、1年
お家賃:$2250+TAX (電気代込み)駐車場・上下水道・TV・Cable TV・Wifi込み
https://www.kainahale.com/property/hale-moani-603/

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カイナハレ・ハワイはワイキキの中心、便利なDFSワイキキ ギャラリアタワー10階にございます。旅行の合間にお立ち寄りいただき、ハワイ不動産をご案内させていただくことができます。ハワイにお越しの方で、ハワイ不動産の内見にご興味のおありの方は、お気軽にご連絡ください。本情報について、あるいはいかなることでもご質問があればお問い合わせ下さい。今後、このメールの受信を希望しない方はお手数をおかけいたしますが以下をクリックし、お問い合わせフォームよりメールの配信停止を選択の上、送信をお願いいたします。
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Hideo Mita (R) 三田 英郎
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