【ハワイ不動産】カイナハレハワイわくわく不動産便りVol.239

【ハワイ不動産】カイナハレハワイわくわく不動産便りVol.239

皆様、平素より大変お世話になっております。
カイナハレ・ハワイ不動産の三田です。

(ご挨拶)

皆様、新年おめでとうございます。カイナハレハワイ不動産の三田です。
いつもこの「わくわく不動産便り」をお読みいただきまことにありがとうございます。

本年元日に起きた能登半島地震の被災された方々にお見舞い申し上げます。世界では、2023年に戦争や災害が各地で起こりたくさんの難民が出ているというニュースが続きました。ハワイでは、マウイ島ラハイナの街がなくなるという大火災被害が発生した年として記録に残ります。日本からハワイへの渡航者数は年間を通すと2023年はコロナ前の2019年に比べて約3分の1くらいでした。夏から年末にかけては例年の半分程度の回復ぶりになっていますが、年初から半年くらいが少なかったためそのような数字が出ています。物価高、円安にもかかわらずたくさんの方が戻ってこられるようになり、ハワイに暮らす私たちはとても心強く思っています。どうぞ、本年もよろしくお願い申し上げます。

(ハワイの話)

ハワイ大学経済調査機構(UHERO)は、2024年のハワイ経済の予測として観光市場の減速により、低成長になるだろうとしています。主な理由として、米国及びグローバル経済の弱体化、金利の高騰、そして日本人訪問客の戻りが遅いことをあげています。別の理由としては、マウイの火災による観光客用の宿泊施設が被災者用に振り向けられていることによるビジター数の減少が挙げられています。UHEROの予測によれば、空路によるマウイへの到着者数は今年が17.8%減、2024年は更に9.6%減になるものの、2025年には19.9%増に転化し、2026年にはそこから9.8%の増加になると見込んでいます。

そのマウイ島の復興状態に関連するニュースがあります。12月20日にマウイ島火災で家を失った被災者らが住宅不足の長期化に抗議するデモ行進と集会を行いました。「マウイ・ファミリー・ファースト」と銘打ったデモは、マウイ島北西部カアナパリで行われました。このデモには、支援団体の「Lahaina Strong」、コミュニティグループの「Hotel workers with the International Longshore and Warehouse Union」や「Unite Here Local 5」も参加したとのことです。火災から4ヶ月以上経過した現在も仮住まいを強いられている被災者らに「人間らしい尊厳ある住宅」を提供するよう求めるものです。「Lahaina Strong」のメンバーらは、11月10日からカアナパリリゾート付近でキャンプをしながら暮らしており、連邦政府と州政府が被災者らに住宅問題の適切な解決策を提示するまで同地に留まると主張しているそうです。

ハワイ州のグリーン知事は、12月16日に声明を発表し、マウイの復興を第一優先事項とすること、そのために税金の免除等で被災者の住居確保を進めること、そして州全般に住宅を増やすこと、そしてホームレスを少なくする施策などを積極的に進めるとし、補正予算案を既に議会に提出したとのことです。その議会の開始予定は1月17日からとなっています。

ハワイの最低賃金がアップするという情報がありました。同情報によると、2024年1月1日から1時間当たり14ドル(1ドル=140円で円換算すると1960円)になります。また2026年1月1日からは16ドルに、また2028年1月1日からは18ドルになるとのことです。一方、ハワイの物価等の上昇で、ハワイで住居を持っている人たちの約48%は最低限必要なことへの対処ができる収入を得ておらず、追加収入を得るため二つか三つの仕事を掛け持ちしてしのいでいると報告されています。ハワイ州での食費負担は米国本土の平均に比べると33%から50%より高くなっており、またハワイで40%の仕事場で支払われている給与は必要生活費を下回っているとのことです。

次はホームレスの話題です。米国住宅都市開発省が発表した「2023年ホームレス評価報告書」によると、全アメリカ国内のホームレスの数がこの1年間で12%も急増しました。また、ハワイの特徴として、慢性的なホームレス状態にある人の割合が最も高いことがわかったとのことです。同報告書によると、住宅費の高騰とパンデミック支援の終了により、シェルターや仮設住宅、避難所で生活する人の数は記録的なものとなりました。また、多くの人々が住居の場所や手段を失いホームレスになりました。しかしながら、ハワイでは全国的にみられるような急激な増加は見られていません。全国的にはホームレスの数が12%増加しているものの、ハワイ州全体では4.1%の増加に留まっています。ハワイでシェルターを運営するInstitute for Human Serviceでは、「慢性的なホームレスの原因は、第一に、ハワイでは人々がシェルターなしで暮らせること、第二に、ハワイでは家賃が非常に高いこと、第三に、必ずしも生活賃金が支払われない雇用市場があることだ」と指摘しています。グリーン州知事は、ホームレス向けの一時療養施設の計画を推進する取り組みを行っており、これら施策によって4年後にはホームレスの数を50%削減できるだろうとしています。

(ハワイの不動産の話)

オアフ島の住宅用不動産中古市場については、2023年は全般的に動きが遅くなり、マーケットに出てから契約に至るまでの日数か長くなったものの、価格的にはほぼ横ばいとなりました。一戸建ての中間価格は約110万ドル(140円での換算で約1憶5400万円)コンドミニアムが約50万ドル(同、約7千万円)という価格帯で推移しました。

マウイ島ワイレアにあるリゾート「フェアモント・ケア・ラニ」では長らく行っていた改装工事が終了しつつあり、リニューアルが進行しています。マウイ島では大きな火災被害からの復興を目指す中で観光再開に対して地元で可否が分かれていますが、主要リゾートの改装は、市場に新しい在庫と改善をもたらしています。同リゾートは、413のスイートと37のビラの改装を終え、またロビー全体の改装も進めており、広さ2000平方フィートの新しいカルチャーセンター「ハレ・ククナ」がオープンしました。更に、1月には海に面したバー&レストラン「ピリーナ」がオープンする予定で、ハワイ産の食材を90%使用した料理が提供されるとのことです。ハワイ観光協会(HTA)の新理事長となったムフィ・ハネマン氏は、観光復興計画を実施することは重要であり、マウイ島を「大切にする(マラマ)」キャンペーンの第二段階を継続すると発表したとのことです。

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★★★ 1月13日(土)開催のZOOMウェビナー ★★★

第35回 カイナハレ ハワイ不動産 最新ニュース & 質問会
【特別企画】『ハワイ出雲大社宮司による2024年開運祈願』『ハワイ大学経済学部教授に聞く2024年のハワイ経済と不動産市況の展望』
ハワイ出雲大社の神主である天野宮司に、2024年の皆様のご健康とご安全を祈る開運祈願をしていただきます。また、ハワイ大学の日本人経済学部教授の樽井礼(たるいのり)先生にご登場いただき、2024年のハワイ経済と不動産市況の展望についてお話しいただきます。ぜひご参加ください!!

 

【ZOOMウェビナー開催日時】
日本時間:2024年1月13日(土)10:00 AM~11:20 AM
ハワイ時間:2024年1月12日(金)3:00 PM~4:20 PM

*参加は無料、カメラ・マイクOFFでお気軽にご参加いただけます。
お申し込みはこちらのフォームからよろしくお願いします。
https://www.kainahale.com/questions/

 

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カイナハレハワイ 厳選物件リスト

★おススメ戸建て
876 カアフエ ストリート
価格: US$ 2,595,000.00 日本円:JP¥ 366,328,106
JALのマイル:129,750マイル
ハワイカイの高級アイランドリビング。この高台にある山の縁の家から比類のない海の景色を体験すると、世界の頂上に座っているような気分になります!
https://search.kainahale.com/Home/Special?mlsnumbers=202328193

 

★おススメコンドミニアム
パカラナ # 1203
価格: US$ 250,000.00 日本円:JP¥ 35,223,725
JALのマイル:12,500マイル
海とダイヤモンドヘッドの景色を望む涼しげなさわやかなユニット。広いラナイからは夕日と夕方の景色、ホノルルシティライトが楽しめる素晴らしい部屋です。 マキキマーケット、ショップ、レストラン、高速道路に近い便利な場所で、安全な屋根付き駐車場、敷地内のマネージャー、ゲスト用駐車場をご利用いただけます。
https://search.kainahale.com/Home/Special?mlsnumbers=202324506

 

★おすすめバケーションレンタル
サン・スーシ #205
オーシャンフロントの絶景1ベッドルーム!
ハワイのゴールドコーストと呼ばれるカピオラニ公園とダイアモンドヘッドの麓に位置する自然に囲まれた静かで落ち着いた雰囲気のコンドミニアムです。 大きなラナイからは、昼間はどこまでも広がる真っ青な海を、夜は美しいサンセットやワイキキの夜景を満喫頂けます。お部屋内はキングサイズベッド、クイーンサイズソファベッド、大型TV、フルキッチン、ハンドシャワー付きバスルーム、完備。建物目の前には白砂のサンスーシ・ビーチが広がり、運がよければモンクシールに出会うチャンスも!無料WiFi、駐車場(1台)込み!建物両隣に有名なレストラン、ミッシェルズ、ハウツリーラナイがあります。
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備考 キングサイズベッド1台、クイーンサイズソファベッド1台
最低宿泊日数:30泊~ お家賃:$4,700~
https://www.kainahale.com/property/sans-souci-205/

 

★おすすめ長期賃貸物件
2121 アラワイ ブルバード #1401
ワイキキの中心に位置しショッピングやレストランに便利な場所にあります。運河、マウンテン、ゴルフコースビューです。常に涼しい貿易風がお部屋を通り抜けています。
お部屋タイプ:2BR/1BA 居住面積:690sqf
お家賃:US$2,600(税+電気代込)/月
https://www.kainahale.com/property/2121-ala-wai-blvd-1401/

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カイナハレ・ハワイはワイキキの中心、便利なDFSワイキキ ギャラリアタワー10階にございます。旅行の合間にお立ち寄りいただき、ハワイ不動産をご案内させていただくことができます。ハワイにお越しの方で、ハワイ不動産の内見にご興味のおありの方は、お気軽にご連絡ください。本情報について、あるいはいかなることでもご質問があればお問い合わせ下さい。今後、このメールの受信を希望しない方はお手数をおかけいたしますが以下をクリックし、お問い合わせフォームよりメールの配信停止を選択の上、送信をお願いいたします。
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Hideo Mita (R) 三田 英郎
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