【ハワイ不動産】カイナハレハワイわくわく不動産便りVol.237

【ハワイ不動産】カイナハレハワイわくわく不動産便りVol.237

皆様、平素より大変お世話になっております。
カイナハレ・ハワイ不動産の三田です。 

(ハワイの話)

ハワイ州予算当局は、これまで様々な用途の予算科目に計上されていた多額の資金を集め、マウイ島の火災被害の復旧作業に充てようとしています。ジョジュ・グリーン州知事は、緊急事態権限を行使してコンベンション・センターの屋根修復など26のプロジェクトやプログラムに対する1億7300万ドルの予算をハワイ史上最大の災害に対しての当面の費用に充当するよう、全州政府機関のトップに通達しました。主な再配分は次の通りです。1)コンベンションセンター屋根修理:6400万ドル 2)教員住宅建設:4500万ドル 3)州立公園整備:1500万ドル 4)サラトガ通り沿いの電気設備工事:1210万ドル 5)農業食品/製品イノベーション・ネットワーク計画:950万ドル 6)キャンベル高校スタジアム改善:500万ドル 7)農業用倉庫:450万ドル 8)カラエロア電気インフラ整備:450万ドル 9)水インフラと土地取得:450万ドル 10)ミリラニ・ソフトボール場整備:350万ドル。これらのプロジェクトのうちいくつかはほんの少しの予算を残していますが、ほぼ全額を振り向けています。

 

連邦政府は、米国における気候変動の影響に関する報告書を11月14日に発表しました。その報告書の中で、「気候変動によってもたらされる異常気象は、ハワイ諸島の生態系だけでなく人間の健康にも影響を及ぼす」との警鐘を鳴らしています。ハワイ大学(UH)マノア校の複数の研究者の協力を得て、ハワイと米国領の太平洋諸島への気候変動の影響評価に重点が置かれています。この報告書の筆頭著者でクラーク大学助教授のアビー・フレイジャー氏は、報告書の冒頭で「気候変動は、私たちが大切にしているものを脅かし続けている。新型コロナウイルスのパンデミック後のストレスが残る中でのマウイ島の壊滅的な山火事やグアムの台風マワルの事例が示すように、今後も異常気象によって被害がさらに拡大する可能性がある。気候変動の脅威を抑制するための世界的な対応を拡大するのは早ければ早いほど良い。幸いなことに、二酸化炭素の排出量を削減したり、新たな異常気象に備えたりすることは、人間の健康改善、経済の強化、コミュニティの回復力といった即時的な地域利益も生み出す」と述べています。ハワイと米領サモアやグアムなどの太平洋の島々は、地理的に孤立し生活物資を輸入に依存しているため、気候変動の影響を特に受けやすく、干ばつ、海面上昇、自然災害に対して脆弱な環境の中に生活基盤が築かれています。また、異常気象は、食物や水に媒介される病原菌の増加や、精神的、肉体的ストレスの増大という形で人間の健康に被害を与えるとされ、気温の上昇は熱射病を引き起こし、入院や死亡の増加にもつながるとしています。

 

ホノルル警察(HPD)は、オアフ島の違法賭博場の摘発に努めており、最近では、カピオラ二通りのビジネスビルの隣にある賭博場、カリヒ・バレー小学校の向かいにあった賭博場、パロロ通りのランドリー店内に隠されていた賭博場を摘発し閉鎖しました。また、ナナクリのビーチに発電機を備えたテントを張って運営されていた賭博場も閉鎖されました。それでもHPDは、オアフ島で問題となっている違法賭博場はビデオゲームのように見える遊技台を使用して、毎日数百ドルから数万ドルの違法収益を上げており、取り締まりもイタチごっこのようで阻止することは困難であることを認めています。摘発されているカジノは、ラスべガス・カジノのようではなく、麻薬売買、銃やその他の違法武器が取引される場所であり、住宅街にあるということも問題です。このため市議会議員たちは、賭博場がみつかったときに、検察又は市の弁護士が家主に対して法的措置を取ることが可能になるよう法案を議会に提出しており、賭博場が運営されている疑いのある地主と不動産所有者を対象とした罰則を設け、取り締まりができりるようにすることを求めています。

 

ホノルル市郡政府は、アラワイ運河に架けられた約100年の歴史がある「カラカウア通り橋」を11月27日から約1年をかけて大規模な修築工事を行う計画を明らかにしました。プロジェクトの修復費は2600万ドルで、連邦政府を含む外部機関からの資金提供はないとのことです。ホノルル市のデザイン・建設局によりますと、「特に橋の上部構造の状態がひどいが、修復工事は、橋の構造的完全性を回復し、公共の安全を確保するために行う。工事を請け負うカイコール・コンストラクション・グループ社が、橋の亀裂、剥落、層間剝離の補修、下流側の翼壁と歩道との間の空洞の充填、及び工事で影響を受けるコンクリート歩道の補修を行う。工事期間中、橋の通行は可能だが、歩道と手すりの修復工事のために、一度に1車線ずつが通行止めになる」そうです。市によると、工事中カラカウア通りとアラワイ・ブルバードの1車線の通行止めも必要になるため、車両の渋滞や歩行者の混雑が発生する可能性があります。橋の両側にある歩道の修復では、約2週間にわたり、一度に片側の歩道が24時間閉鎖される。片側が閉鎖されている間は歩行者は反対側の歩道を通行できます。

 

フィリピンのフェルディナンド”ボンボン”マルコス・ジュニア大統領がサンフランシスコで開催された2023年アジア太平洋経済協力サミットからマニラへの帰途、ホノルルに立ち寄って、ダニエル・K・イノウエ・アジア太平洋センターで講演しました。同大統領は、「核軍備競争と宇宙軍拡競争の新たな兆しが、私たちの上に漂っている。フィリピンのような小規模国家は、同盟国やパートナーと共により大きな地域での安全保障能力を強化する必要がある」とし、次のように述べました。「私たちは防衛力と民事法の執行能力を向上させなければならない。自分たちを守るためだけではなく、地域の安全を促進し保証することにおいて、信頼できるパートナーとなる必要がある」特に中国について、中国が「海上民兵」を利用していると非難し、「表向きは民間船舶だが、実際には中国軍と協力して監視を行い、領土を確保している。海上民兵と中国軍は、フィリピンを西フィリピン海で強圧的な戦術と危険な作戦で国民の生命を危険にさらしていること、また違法漁業も横行しており、海上民兵の船舶の存在と岩礁の損傷との間に直接的な相関関係があることも明らかになっていると言及しました。

 

(ハワイの不動産の話)

改修されることが決まっているアロハ・スタジアムの再開発について州当局は、「少なくとも3つの実行力のあるチームが、新アロハスタジアムの開発、建設、運営、維持管理、および隣接するニュー・アロハ・スタジアム・エンターテインメント地区(NASED)の不動産開発で競うことになる」と発表しました。州は、12月にも落札に一歩近づくとしています。新スタジアムは2028年のフットボール・シーズンに間に合うように完成し、稼働する予定となっており、12月中旬にRFP(参加資格)を公表する予定とのことです。最新の計画では、スタジアムの収容能力は2万5千人で、拡張の可能性もあるとのことで、設計者は、フットボール、サッカー、ラグビー、大規模なコンサート、その他のイベント完済できる複合施設を望んでいるそうです。このハラヴァ・プロジェクトのスタジアム以外の部分は、今後20年かけて開発され、20年か30年後には州がスタジアムを所有することになるとのことです。

 

グリーン州知事は、マウイ島の火災による被災者のために長期賃貸住宅を増やす取り組みをやってきましたが、このマウイ島での取り組みをモデルケースとして、長期賃貸住宅のニーズが高い州全域でバケーションレンタル物件を長期賃貸に転換していく考えを示しました。知事の提案は、長期的かつ安定して住宅を求める住民のニーズに対応するもので、州議会で議論されることになります。特にマウイ島では、この長期賃貸への転換に協力するオーナーには税制優遇措置を与えることが考えられています。ちなみにマウイ郡では、現在2500-3000戸のタイムシェア、1万2千ー1万4千戸の非居住者住宅、1万2千ー1万4千戸の短期レンタル住宅があるもようです。

 

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★★★ 12月16日(土)開催のZOOMウェビナー ★★★
第34回ハワイ不動産最新ニュース&質問会開催!
『カイナハレが選ぶ 2023年ハワイ5大ニュース!』
2023年も残り僅か!今年話題になったハワイのニュースを5つピックアップし、皆様と2023年を振り返りたいと思います。

 

【ZOOMウェビナー開催日時】
日本時間:2023年12月16日(土)10:00 AM~11:20 AM
ハワイ時間:2023年12月15日(金)3:00 PM~4:20 PM

*参加は無料、カメラ・マイクOFFでお気軽にご参加いただけます。

お申し込みはこちらのフォームからよろしくお願いします。
https://www.kainahale.com/questions/

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カイナハレハワイ 厳選物件リスト

★おススメ戸建て
1037 コロアストリート
価格: US$ 4,395,000.00 日本円:JP¥ 649,889,969
JALのマイル:219,750マイル
カハラの魅力的な通りに位置するこの素晴らしい3-BD+独立した書斎/エクササイズルーム、3.5 BAの家は、緑豊かな熱帯の風景の中でプライバシーが保たれています。ビーチ、カハラホテル、ワイアラエカントリークラブ、ダイニング/ショッピングなどからわずか数ブロックの理想的な場所にあります。
https://search.kainahale.com/Home/Special?mlsnumbers=202316866

 

★おススメコンドミニアム
アイランドコロニー # 1619
価格: US$ 335,000.00 日本円:JP¥ 49,536,551
JALのマイル:16,750マイル
有名なアイランドコロニーユニットは、バケーションレンタル、長期レンタル、ホテルレンタルプログラム、または居住者や別荘として、あらゆるタイプの用途に最適な物件です。建物はワイキキのメインストリートであるカラカウアアベニューから5分、バス停から3分の場所にあります。
https://search.kainahale.com/Home/Special?mlsnumbers=202311635

 

★おすすめバケーションレンタル
直前スペシャル12月18日まで:$135/泊
ワイキキサンセット #2612|Waikiki Sunset #2612
美しいオーシャンビューとダイヤモンドヘッドビューが同時の眺められる、ワイキキでも大変人気のコンドミニアム。共有施設も充実しています。ビーチまで徒歩3分、レストラン、公園、動物園なども近く充実したハワイ滞在ができます。ウォシュレット・ハンディシャワーなど 日本のお客様には満足いただける設備となっております。
お部屋タイプ:1BR/1BA フルサイズベッド2台 ソファベッド1台がありますので大勢でのステイも可能です。
お家賃:レギュラーシーズン:$159/泊~ 最低宿泊日数:3泊~
★スペシャルプライス12月18日まで:$135/泊
https://www.kainahale.com/property/waikiki-sunset-2612/

 

★おすすめ長期賃貸
トゥエンティワンハンドレッド#1706
広々とした1ベッドルームにラナイがあり、2ベッドルームやオフィススペースとしてもご利用いただけます。とても便利なロケーションでワイキキ、アラモアナ、カカアコ、マノア大学にも近く、エンターテイメントやビジネス、レストランも充実しています。
お部屋タイプ:1BR/1BA 最低契約日数:6か月、1年
お家賃:$2,000 (GET込み)+電気代 屋根付き駐車場1台・上下水道・Cable TV
https://www.kainahale.com/property/twenty-one-hundred-1706/

 

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カイナハレ・ハワイはワイキキの中心、便利なDFSワイキキ ギャラリアタワー10階にございます。旅行の合間にお立ち寄りいただき、ハワイ不動産をご案内させていただくことができます。ハワイにお越しの方で、ハワイ不動産の内見にご興味のおありの方は、お気軽にご連絡ください。本情報について、あるいはいかなることでもご質問があればお問い合わせ下さい。今後、このメールの受信を希望しない方はお手数をおかけいたしますが以下をクリックし、お問い合わせフォームよりメールの配信停止を選択の上、送信をお願いいたします。
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Hideo Mita (R) 三田 英郎
President & Principal Broker
Kaina Hale Hawaii Realty, Inc.
2222 Kalakaua Avenue, Suite 1001, Honolulu, Hawaii 96815
Tel:(808) 397-5280 Fax:(808) 664-8700 Cell:(808) 286-2834
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