カイナハレ・ハワイわくわく不動産便りVol.151

カイナハレ・ハワイわくわく不動産便りVol.151

皆様、平素より大変お世話になっております。カイナハレ・ハワイ不動産の三田です。

(ご挨拶)
ほぼ人通りが消えたワイキキのオフィスからこのメルマガをお届けします。当社は必要不可欠な(essential)業種に指定されていますので、出歩きを許されていますが、私を含めてスタッフは必要なときのみオフィスに来て、また管理している物件を訪問しますが、あとはテレワークをしています。ミーティングはオンラインです。来週の月曜日からは、マスク無しで外出して取り締まりに見つかると5000ドルの罰金ということになりました。

今日のワクワク不動産便りでは、この新型コロナウイルスCOVID-19感染阻止のハワイでの取り組みと感染の広がり状況について、また影響を受けている会社・個人への救済措置についてその現状をお伝えしたいと思います。

「感染阻止の取り組み」
始めに公立学校の休校が始まり、3月22日にイゲハワイ州知事から緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出禁止が発令されました。そのときからレストランはテイクアウトとデリバリーのみが可能となり、店内での食事はできなくなりました。その後順次いろいろな対策がとられることになり、生活必需品や食料を売る店以外はみな閉まりました。もちろんお酒は提供されません。ハワイに到着する人を14日間隔離することは3月26日から始まり、その後ハワイの中の島間の移動でも同じ措置がとられました。空港に到着しても滞在先が決まっていなかったり、隔離中に必要なお金を持っていない人たちは、空港でそのまま送り返されました。今まで9人いるとのことです。

アラモアナ・ビーチ・パーク、カピオラ二・パーク、ダイアモンド・ヘッドなどの公園はすべて立ち入り禁止となりました。ただアラモアナ・ビーチで海に入るのはOKなので、車では公園内に入れませんが、歩いて公園内を通り抜けて海に直接入り海水浴するのは許されていますが、砂浜で寝そべることは禁止されています。街中でも数人が集まっていると注意されます。既に警告を受けた人の数が5000組以上で、違反切符を切られた人も500人規模、逮捕者も二桁でています。これらの警告で一番多いのが砂浜での数人の集まりのようです。感染検査も19、000人を超えており、 人口当たりの比率でも米国内トップ10に入っているそうです。 ドライブスルーによる検査も始まっています。イースターだった先週末(金曜ー日曜)には午後11時から朝6時までの夜間外出禁止令が出されました。

ハワイ大学の授業はすべてオンラインとなり、小・中・高校でも必要なやりとりはオンラインでされているようです。マスク不足のため、カラカウア通りにある生地やさんのFabric Mart(ドン・キホーテの近くです)には自家製マスク用の生地を求めて行列ができています。輸血血液の供給に支障がでています。何故かと言えば、サンプルをアリゾナ州フェニックスの専門研究所に送って検査してもらわなければならないところ、航空便の運休により困難になっているからです。アルコール不足への対応として、ラム酒製造会社が、蒸留過程で副生する高純度エタノールを手指消毒剤利用に生産して提供することを始めました。

という状況の中で、ほとんどの人々は自宅で過ごしています。外出は生活用品の買い物をするときと運動をするときだけです。

「感染の広がり状況について」
ハワイでの感染者数は4月15日現在で504人、死者9人となりました。ここ数日は増加数が横ばい気味となっているためハワイ州衛生局は米国内の多い州に比べると改善の兆しが見えるとして、慎重な構えを保ちながらもやや楽観的に見ているようです。今では感染者と接触した人々を徹底的に追跡しているとのことです。感染者全体のうち入院率は10%を下回り、集中治療を要するのは、そのうち3%以下にとどまっています。検査を受けた人のうち陽性反応を示した感染者の割合は2.7%に過ぎないそうです。また回復した人は感染者全体の60%に当たる315人とのことです。

ちなみに米国内で人口10万人あたりの感染率を比較すると次のような数字が報告されています。
(多い州)
ニューヨーク(1006)
ニュージャージー(727)
ルイジアナ(452)
マサチューセッツ(390)
コネチカット(375)
(少ない州)
ミネソタ(29)
ウエストバージニア(34)
ハワイ(36)
モンタナ(37)
オレゴン(38)
アラスカ(38)

「救済措置」
米国では中小企業あるいは個人への救済措置が発動しています。
ハワイでも観光業に大きく依存するほぼ全業種が経営難に陥っており、給与・家賃をどう払っていくか苦境に立たされており、これらを救済するプログラムに申し込みが殺到しています。

申し込みが集中しているのは連邦中小企業庁が出している次の二つのプログラムです。
PPP (Paycheck Protection Program)
これは銀行を通して融資されるものですが、上限$10ミリオン、金利1%、2年間のローンです。最初の支払いは6ヵ月の猶予をもらえます。また融資を受けた金額の75%までを給与の支払いに充てた場合には全額返済免除になります。申請できる金額は人件費+人件副費の合計の2.5ヵ月分までです。申請受付期間は2020年6月30日までです。

EIDL(Economic Injury Disaster Loan)
これは本来災害で物理的に損害を受けたときに申請できるローンですが、この度のCOVID-19にも適用されます。上限$2ミリオン、金利3.75%、返済期限30年のローンです。最初の返済支払い猶予は1年間です。申請受付期間は2020年12月末までです。

この二つのプログラムには当社も既に早々と申し込み済です。申し込みはオンラインでした。既に承認されている件も出ていると聞いていますが、申込件数が非常に多いとのことで、いつ承認されて融資金が振り込まれてくるかはまだわかりません。用意されている資金枠が近く満杯になるだろうとのことで、共和党・民主党とも枠の拡大や新たなパッケージを提案中だそうです。

この他に住宅ローンや家賃が払えなくなった人のため、住宅ローンの支払いは最大で1年間猶予されることになりました。ファーストハワイアンバンクやバンクオブハワイでは、最高6ケ月の支払い延期を認めることを決めました。また家賃を支払うことができないテナントの立ち退きについても7月26日までは禁止されることになりました。

皆、この苦境を乗り切って、その先の明るい未来を見据えて頑張っています。
当社も頑張りますので、よろしくお願いします。

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カイナハレハワイ 厳選物件リスト

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