【2024年12月】ホノルル空室税法案の現状

【2024年12月】ホノルル空室税法案の現状

ホノルル空室税法案(2024年46号法案)はホノルル市議会の審議が進んでおり、12月11日が最終討議の予定でしたが、反対意見が相次ぎ、また現在コンサルタントに本法案の効果を予測してもらっているため、コンサルタントの報告が出る来年2月まで審議の決定を延期することになりました。この法案は、ホノルル市の家屋で6か月以上家を空けた物件(空室の定義)の固定資産税を増税するというものです。この空室には、次のように固定資産税が追加されます。最初の年は固定資産評価額の1%、2年目は2%、そして3年目以降は3%の上乗せで審議されております。同様の空室税法を審議可決したサンフランシスコ市では、反対派の訴訟により、憲法違反との判決が出ました。市は上告する予定です。

 

今後も注意してウォッチいたします。
株式会社カイナハレ ハワイ不動産
物件管理部長 木下 聡