【ハワイ不動産】カイナハレ・ハワイわくわく不動産便りVol.170

【ハワイ不動産】カイナハレ・ハワイわくわく不動産便りVol.170

皆様、平素より大変お世話になっております。カイナハレ・ハワイ不動産の三田です。

(ご挨拶)
日本での緊急事態宣言は、更に1ヶ月間延長とのことと聞き及びました。またワクチンの接種も2月末頃からスタートということのようですね。日本に到着してから14日間の自主隔離の制限が解かれないと、なかなか日本の方のハワイ来訪に弾みがつかない状況が続くと考えています。ハワイでは、医療従事者等への特別接種が終わり、1月18日から一般向けのコロナワクチン接種が始まりました。75歳以上の高齢者が最初の対象で、当初は付き添い人も接種対象だったのですが、ワクチンの供給が不足する事態となり、付添人への接種は中止になりました。連邦(国)は各州の人口によってワクチンの配布数を決めているため、ハワイ州への配布が遅れており、十分なワクチン確保の見通しがたっていないとのことです。現在は医療関係者、介護施設に住む高齢者、75歳以上、エッセンシャル・ワーカーに接種をしており、春には65-74歳の全員と16-64歳の基礎疾患のある人、その他のエッセンシャル・ワーカーへの接種を予定しています。夏までには16歳以上の全員への接種を完了させることを予定しています。

新型コロナの感染状況では、ハワイ州での感染者関連数字を見ると、1月28日現在で、当日新規感染者数100人、累計感染者数は25,541人、累計死者数406人、現在感染者数1,539人となっています。陽性率は3.0%、実行再生産率は1.12とのことです。コロナ禍でハワイ旅行者数が激減しているわけですが、2020年のビジター数が明らかになりました。2019年には1040万人だったものが、2020年には270万人にとどまっており、74%の減少とハワイ観光局が発表しました。ハワイ州は、州外から到着する旅行者に対し、出発前の72時間以内に米疾病予防管理センター(CDC)が承認した検査機関で、新型コロナ事前感染検査(PCR)を受けて感染が陰性であることを証明できれば14日間の自己隔離を回避できる「セーフトラベル制度」を用意。また昨年12月10日から自己隔離を14日から10日に短縮対策を行い観光産業の再開を図ったものの期待通りの成果は見られていません。ハワイでワクチン接種が開始されたものの、観光産業関係者の間では、実際に回復の兆しが現れるのは早くとも2021年第4四半期になるとの見方が強いとのことです。

12月にハワイを訪れた旅行者は前年同月比75%減の23万5793人でしたが、そのほとんどが米国内からでした。内訳は西部地区が前年比64%減の15万1988人、東部地区は67%減の7万1537人、カナダからは94%減の3833人、そして、日本からは99%減の1889人でした。日本での帰国後14日間の自主隔離措置が緩和されていないため、日本からの来訪を見合わせる方が多く、日本からの航空便についても、3月4月にJALは週1便、ANAは週2便、どちらも羽田ーホノルル間という少ない便数が発表されています。

1月20日のバイデン大統領就任式当日は、ハワイでもトランプ支持者のデモを警戒して州兵の警護などの対応をしていましたが、何事もなく平穏無事に済みました。この日から4月29日までの会期で2021年度ハワイ州議会が開会となりました。州政府は巨額の赤字を抱えており、各方面の予算を大幅に削減することが最初の重要テーマとなっています。ハワイのホームレスはコロナ禍でまた増えている印象を受けていますが、毎年1月に実施されているホームレス人口を測定する世論調査が今年は中止されました。ボランティアが新型コロナウイルスに感染する危険性が懸念されたためです。従い、今年は正確な状況が把握できないままになっています。

ワイキキで砂浜が狭くなったビーチの砂を補給する作業が1月25日から始まりました。流れて少なくなったビーチの砂をワイキキの沖から運び込んだ砂で補給するというもので、前回は2012年に行われました。波、防波堤、地球温暖化による海面上昇などでワイキキの砂浜が侵食されているためにこの補給が必要になったものです。前回は砂と一緒にサンゴ岩も運んできたため、多くの人が踏みつけて数か月間不評だったとのことで、今回は埋め立て前に取り除くとしています。砂の搬入と脱水作業のため、今後3か月から4か月の間、クヒオビーチとダイアモンドヘッドの海水浴場が閉鎖されることになり、クヒオビーチの西側の海水浴場とロイヤル・ハワイアン・ビーチは重機移動のため午前8時から午後5時まで部分的に閉鎖されることになります。

(ハワイの不動産の話)
昨年には住宅ローン金利の低下の影響でハワイの不動産市場が思いのほか活発に推移したことを前回ご報告させていただきましたが、2020年のマウイ島での住宅販売状況について、一戸建て、コンドミニアムの両方で中間価格の最高記録を更新したことがわかりました。一戸建ての中間価格は795,575ドルで前年同期比7%アップ、コンドミニアムも570,000ドルと同10%上回ったとのことですが、過去最高だった2007年の550,000を超えて最高とのことです。但し、一方でマウイでは物件在庫不足が続いて取引件数は低迷したとのことです。特に賃貸目的として活用されることが多いコンドミニアムの販売数が低迷したことの理由としてバケーション・レンタルの規制強化やコロナ禍で家賃滞納者への立ち退き禁止令などが影響したとの見方があります。

鉄道計画に合わせて、カカアコ地区の開発が注目を集めていますが、カカアコ地区の開発を監督するハワイ地区開発公社(HCDA)は、テキサス州に本社を構えるハワード・ヒューズ社が計画している高層コンドミニアム2棟の建設で、3月に一連の公聴会を開くことになりました。1棟は、Ulana Ward Villageという名前で697戸をすべて中所得層向けの手ごろな価格で販売するというものです。2棟目はThe Park on Wardという名前で全ユニットが高級住宅になります。これが建築されるのは元スポーツ・オーソリティがあった場所です。この2棟の建設許可が下りれば、2022年後半に着工される見込みです。ヒューズ社のマスタープランでは、合計4,500戸の住宅からなる16棟の高層コンドが建設される予定で、HCDAからは基本的に認可を受けているとのことです。現状は住宅1382戸を含む4棟が建設済みであり、1317戸の2棟の建設工事を進めています。

コロナ禍では旅行・ホテル業だけでなく、小売業者も大きな影響を受けています。ワクチンの接種によって感染症が収束するという期待が高まってはいるものの、地元の小売業界が回復するまでには数年かかるのではないかと見られています。オアフ島では今年ショッピングセンターなどで、小売店の多くが閉業しているため、空きスペースが増大しています。今年は、閉業する小売店も更に増えると予想されており、今年の空きスペースは過去20年間で最大になると見られています。一昨年までの8年間、毎年家賃が平均で4.5%ほど上昇していましたが、昨年は前年より2%下がりました。今年の小売スペースの家賃は更に大きく下がると専門家はみています。

(お手頃投資物件のご案内)
長期賃貸テナントがつきやすいコンドミニアムが二つあり、どちらも売りに出ていますが、両方のコンドミニアムを同時に購入されるという条件であれば割安でご購入できるという物件があります。合計価格が約1.3ミリオン・ドルで年間家賃収入が合計約60,000ドル、表面利回りが4.6%程度見込めるというものです。ご興味おありの方は、お問合せいただければ物件の詳細などを個別にお知らせ致します。

●カイナハレ ハワイ不動産 会社概要
https://www.kainahale.com/about/

(当社の新規発売戸建て物件)
11月1日付けで当社からゲート・コミュニティ内のブラック・ポイントにあるオーシャンフロントのゴージャス戸建て物件がマーケットに出されました。おススメ戸建てに載せていますので、是非ご覧ください。ご購入ご希望の方はお知らせください。またお知り合いの方でこのような物件にご興味おありの方がいらっしゃれば、是非お勧めをお願い致します。

●4131 ブラックポイントプレイス
https://search.kainahale.com/Home/Special?mlsnumbers=202027922

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カイナハレハワイ 厳選物件リスト

(おススメ戸建て)
1510 エマーソンストリート
価格: US$ 949,000.00 日本円:JP¥ 99,449,456
JALのマイル:40,000マイル
どこに行くにも便利なパンチボウルエリアにある4BD/2BAの一戸建て。
https://search.kainahale.com/Home/Special?mlsnumbers=202100738

(おススメコンドミニアム)
アイランドコロニー # 708
価格: US$ 200,000.00 日本円:JP¥ 20,958,789
JALのマイル:5,000マイル
ワイキキの中心部、ラナイから山と運河の景色を楽しめる人気のアイランドコロニー。
https://search.kainahale.com/Home/Special?mlsnumbers=202101937

★おすすめバケーションレンタル
マリン・サーフ #1304
ステューディオ(0BR/1BA)お家賃:$83~$120/泊 最低宿泊日数:3泊~
フルキッチン、ウォシュレットワイキキ内にあるワンルームタイプ高層階のお部屋。
https://www.kainahale.com/property/marine-surf-1304/

★おすすめ長期賃貸
アラワイ プラザ スカイライズ #2905 即入居可
1BR/1BA(2 Stories) お家賃:US$2,000+税金+電気代/月
*上下水道・TV・駐車場・ストーレッジ(同じ階にあります)込み
モダンで美しいインテリア、プライベート感覚溢れるアラ・ワイ・スカイライズ!
https://www.kainahale.com/property/ala-wai-plaza-skyrise-2905/

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カイナハレ・ハワイはワイキキの中心、便利なDFSワイキキ ギャラリアタワー10階にございます。旅行の合間にお立ち寄りいただき、ハワイ不動産をご案内させていただくことができます。ハワイにお越しの方で、ハワイ不動産の内見にご興味のおありの方は、お気軽にご連絡ください。本情報について、あるいはいかなることでもご質問があればお問い合わせ下さい。今後、このメールの受信を希望しない方はお手数をおかけいたしますが以下をクリックし、お問い合わせフォームよりメールの配信停止を選択の上、送信をお願いいたします。

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Hideo Mita (R) 三田 英郎
President & Principal Broker
Kaina Hale Hawaii Realty, Inc.
2222 Kalakaua Avenue, Suite 1001, Honolulu, Hawaii 96815
Tel:(808) 397-5280 Fax:(808) 664-8700 Cell:(808) 286-2834
Email: hmita@kainahale.com
Website: https://www.kainahale.com
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