【ハワイ不動産】カイナハレハワイわくわく不動産便りVol.261
皆様、平素より大変お世話になっております。
カイナハレ・ハワイ不動産の三田です。
毎月2回配信させていただいている、このワクワク不動産便りの第261回は、2024年の最後の便りになりました。この1年ご拝読いただきありがとうございました。この1年間に当社では、このワクワク不動産便り24回配信の他に、月1回の「ハワイ不動産最新ニュース&質問会」というウェビナーを12回開催しました。また当社のビジネスでの新たな取り組みとして「留学サポート・サービス」を始めました。また多くのお客様からのご要望に応えるべく、「商業物件購入による投資ビザ取得」のサポートについてもご相談に応じてまいりました。今後も、不動産の売買、ご購入後の管理、賃貸のテナント付け、家探しサービスなど、不動産関連の総合的サービスを行ってまいります。2025年もよろしくお願い申し上げます。
(ハワイの話)
12月29日ののホノルル・スター・アドバタイザー紙には、今年を振り返って、ハワイの1年はどういう1年だったかを特集しています。年初に起こった銃撃事件の始まった2024年の大きなニュースとしては、まずアラスカ航空によるハワイアン航空の買収、昨年8月に起こった山火事によるマウイ島ラハイナ市の惨劇から1年経過しての復興状況、ワイキキのホテルで起こったストライキ、また医療関係者のストライキ、大統領選挙の投票所での長い待ち行列、ホノルルの高架鉄道スカイラインの動向、不動産関係では、不動産業者のコミッション・ルールの改訂があり、また議決されずに、法案が流れた新たな空室税創出の議論がありました。他にもタートルベイリゾートをリッツカールトンが買収や、ハワイ島のキラウエア火山が噴火というニュースもありました。また、損害保険料の高騰によるコンドミニアム管理費の急騰や、エバビーチの初のホテル建設プロジェクトなど色々なことが起こった年でした。
ラハイナ復興のために連邦から1.6ビリオン・ドル(約2,480億円)の予算が確保されたというニュースがありました。本件は共和党・民主党ともに合意されたもので、この資金は、ラハイナ市の復興にかかわる住居、経済開発、中小企業向けローン、水道インフラの整備その他に提供されるものとされていますが、何よりも必要とされているのいは被災者への住居の提供と強調されています。また、ハワイ州では、Rainy day Funds(緊急対応資金)として1.5ビリオンドルを予算計上し、今後2年間の災害用に充てることをグリーン州知事が決めたと報道されています。
高架鉄道スカイライン関係のニュースが二つあります。
一つは、スカイライン運営会社であるHART(ホノルル高速度交通営団)の取締役会が最終区間であるカカアコまでの区間にあるカメハメハ・スクール財団が所有する7つの区画を土地収用により取得するべく要求することを決めました。その7つの区画は、ディリングハム通りの山側に面する商業地域の区画で、スカイラインの高架路が通る場所とのこと。その区間では、鉄道の支柱の設置が必要であり、また地上、地下両方の電気を可能にするために電気会社のケーブルが施設できるように地役権を設定することも必要になります。12月20日にHARTの取締役会がホノルル市議会に土地収用による取得を申請、市議会は45日間に本件の承認か否かの結論を出します。一方、カメハメハ・スクール財団の方は、長年にわたり検討を続けてきたHART側との交渉をこれからもまだ続けてゆきたいとの意向をもっているとのことです。この区間では、ディリングハム通りの中心を計画していたものが、山側に変更することで地下の整備等の費用が格段と減ることから新たに出てきた問題とのことですが、HARTとカメハメハ・スクール財団とは議論を続けてきており、早期決着が望まれています。
もう一つのニュースは、
12月20日、この高架鉄道プロジェクトの主要請負業者であるHitachi Rail Honolulu JV(日立レールホノルルJV)が、ホノルル市とHARTに対し$324.1ミリオン・ドル(約500億円)の損害賠償を求める訴訟を起こしたというニュースです。日立側の訴えは、HARTが適切に管理をしなかったことによるプロジェクトの大幅な遅れや、その結果として起こった大幅な費用増加について、日立側がその費用を負担せざるを得なかったことがあり、そのために92百万ドル(約143億円)以上の費用がかかったとされています。HARTは主要請負業者として日立を2011年に1,4ビリオンドル(2200億円)で契約してプロジェクトをスタートしました。日立はこれにより、自動運転で電気で動く鉄道をデザイン、建築、運営を行うべくスタートさせ、東カポレイからカカアコまでの19駅を結ぶ18.75マイルの高架路線システムを請け負いました。しかしながら、当初からHARTのミスマネージメントにより建設の大幅遅延や他の請負業者との共同歩調も機能せず大幅なコストアップを招いたことを主張しています。この問題は、2025年以後にも続く大きな問題となるでしょう。
次は、ドンキホーテに関する二つのニュースです。
12月18日(水)の午後5時45分にカヘカ通りにある皆さんご存じのスーパーマーケット「ドン・キホーテ」が強制閉鎖になりました。数多くのパトカー、救急車、消防車が周囲を取り囲みました。買い物客の一人、サンフランシスコからの23歳のお客によると、午後5時5分頃、友人と共に買い物をしセルフ・チェックアウトで清算中に、酒類販売コーナーで大きな叫び声が聞こえ、さらにガラス瓶類が破裂する音が聞こえたとのことです。他の客からは、ナイフを手にした男を見たとの証言もありました。6時頃には、男が自分で酒類コーナーにバリケードを作って立てこもりました。また、倉庫に火をつけようとしたがスプリンクラーが作動して失敗したようです。6時20分頃、防護服を身に着けたホノルル警察の警察官が中に入ったところ、スーパー店員から男が冷蔵室に入ったとの報告を受けました。そして8時頃に警察官が男とコンタクトを取ろうとしたが、その時点ではうまくいかなかったとのことです。この騒ぎは、最終的には10時頃、男が自ら投降して器物損害容疑で逮捕され、事件は終息しました。
「ドン・キホーテ」については、もう一つのニュースがあります。
ワイパフにある「ドン・キホーテ」スーパーマーケットが今年いっぱいで閉店となるというニュースです。ちょうど現在の賃貸契約のリース期間が終了すると同時に閉店するとのことで、最終日は2024年12月31日になるとのことです。お店は、12月31日の夜まで営業し、大みそかに市民が使うであろうファイヤー・クラッカーも販売すること、またファーマシーも大みそか夜まで営業を続けるとのこと。ワイパフでのストアーは1995年に「ダイエー」の名前でスタートし、2006年にPPRH:Pan Pacific International Holdings社がダイエーを買収したものです、他のドンキ2店(ホノルルとパールシティ)は継続してオープンとのこと。このPPRH社は、ドンキの他にいくつものスーパーマーケットを買っており、現在では、Times Supermarket, Big Save Markets, Marukai Hawaii, Tokyo Central Hawaii, DonPen Times, Fujioka’s Wine Times そしてShima’s Marketも経営しています。また、2025年の第一四半期には「Don Don Donki」をカポレイでオープンする計画を進めています。
(ハワイの不動産の話)
カポレイのParkway Villageというところに、オアフ島の住宅不足を解消する一つのプロジェクトとして405戸(うち4戸は管理人居住用)のアフォーダブル・レンタル・ユニッツが計画されていますが、そのうち167戸がオープンされました。ユニットはスタジオ(ワンルーム)タイプから4ベッドルームタイプまであり、賃貸可能者は、地域居住者の平均収入の30-60%の世帯に限られます。これを金額に直すと4人家族で年収$34,770から$69,540の世帯ということになります。このプロジェクトは総額199ミリオンドル(約309億円)で、市が保有する土地にKobayashi Group & Ahe Groupが、市やバンクオブハワイなどと協調の上建設しているものです。このParkway Villageは、2023年9月に着工されたもので、セカンド・フェーズは2025年にスタートする予定となっています。ここでは、二つのプレスクールと6つのプレスクールクラスルームが備えられており、パブリック向けとなっています。
ホノルルのダウンタウンでは、コロナのロックダウン以降、オフィスワーカーが自宅で仕事をするようになり、コロナ後も以前のオフィスに戻ることは少なく、オフィスの利用が極端に少なくなっています。その状況下で、ホノルル市議会は、商業用区域を居住用に転用することを許可する法案を通過させました。Avalon Group は、先にダウンタウンのBishop StreetにあるオフィスビルのDavis Pacific Centerというビルを購入して、Modeaという名前のコンドミニアムビルに変換する計画でしたが、その返還手続きに時間がかかっており、計画は変更される可能性もあるとのことです。しかしながら、投資計画に従った建設作業は2025年に始まるとのことです。今、このAvalon Groupはさらに二つの20階建てオフィスビルであるTopaを購入したとのことです。このビルをどのように変換するかは明らかにされていませんが、ダウンタウンのオフィスビルは大きな変革の時期に来ているようです。
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カイナハレ厳選!ハワイおすすめ物件リスト
★三田よりおすすめ戸建て物件
243 アイナホウ ストリート
価格: US$ 3,259,000.00 日本円:JP¥ 512,249,620
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息を呑むようなマリーナのパノラマを誇る物件で、豪華な海岸沿いの生活をお楽しみください。広大な敷地にあるハワイカイコミュニティに囲まれた見事な邸宅は、比類のないライフスタイルを提供します。
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★三田よりおすすめコンドミニアム物件
ミリラニ パークウエイ # 51A
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JALのマイル:25,300マイル
ミリラニパークウェイは、しっかり計画されたコミュニティにあります。ショッピングセンターに非常に近く、バスケットボールコート、野球場、テニスコートなどがあるミリラニ地区公園の隣にあります。とても素敵な2ベッド1バスの1階のユニット。このタウンハウスには2つの駐車場があります。
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★おすすめバケーションレンタル
アルーア・ワイキキ #1701
ワイキキの人気高級コンドミニアムです。ワイキキビーチにもアラモアナにも徒歩で行くことができ、アクティビティだけでなく、ショッピングセンターやレストラン、コンビニエンスストアなどへのアクセスも便利です。
お部屋タイプ:2BR/2BA
お家賃:レギュラーシーズン:$5,700~
https://www.kainahale.com/property/allure-waikiki-1701/
★おすすめ長期賃貸物件
アイランド・コロニー #1504
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お部屋タイプ:ステューディオ(0BR/1BA)
お家賃:US$,1700/月 上下水道、TV、インターネット込み
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