カイナハレ・ハワイわくわく不動産便りVol.160

カイナハレ・ハワイわくわく不動産便りVol.160

皆様、平素より大変お世話になっております。カイナハレ・ハワイ不動産の三田です。

(ご挨拶)
いつの間にか今年も残すところあと3分の1となってしまいました。日本では猛暑があり、そして台風のシーズンに入るという厳しい天候が続いていると聞き及んでいます。ここハワイの環境は、飛行機が飛ばない空も、泳ぐ人が少ない海もますます綺麗になっており、相変わらずのそよ風が吹くこの快適さを皆様にお分けすることができずもったいない限りと思っています。

ハワイでのCOVID-19感染の拡大により、オアフ島では、今年の3月末の発令と同じ内容で8月27日から2週間について2回目のロックダウンが宣言されました。これにはオアフ島での病院の逼迫が州知事の決断を後押ししたものでもありますが、やはり感染の急拡大のためやむを得ない決定であると市民も納得しています。4つの空港には検温カメラが導入されました。年内には顔認証システムも導入が予定されているとのことです。その感染拡大ですが、前回のこちらの通信で8月13日付ではハワイ州全体で合計4.312人でしたが、今回8月30日付では、ほぼ倍の8,339人になりました。死者の合計は63人です。今回のロックダウンの発令と同時に、向こう2週間で6万件のPCR検査を無料で行うことも発表されました。検査場所が発表され、感染無料検査が始まると、これに目掛けて数千台の車が指定区域に長蛇の列となって集まり、大渋滞を招く騒ぎとなりました。また、一部の検査場では検体への記載不備が見つかり、1000人ほどが再検査となるような右往左往ぶりが見られました。

春先からの観光客の推移を見てみますと、ハワイ大学経済研究機関(UHERO)は、2月に、今年の観光客数は新記録だった2019年の1,040万人を1.8%上回るとの予想を発表していたのですが、3月下旬にはその予想を今年は前年比41%減少すると変更していました。7月の観光客数の実績では、前年同月比で98%減を記録しました。観光立国ハワイに観光客が来ないということは、そのまま経済への大打撃につながります。ハワイでの新車販売台数にも影響が出ていました。今年の第2四半期(4月ー6月)の新車販売台数が前年同期比で41%減少したとのことです。稼働していないホテルも数多くありますし、アラモアナ・センターにあるシロキヤ・ジャパン・ビレッジ・ウオークも9月いっぱいは閉鎖を決めたそうです。ハワイ・プリンス・ホテルの隣で52年間営業を続けていたレストラン「チャート・ハウス」が閉店しました。またワイキキ水族館も経営を維持できず、閉鎖に追い込まれました。観光の再開が待たれるところですが、一時的に中小企業庁からのサポートで息をつくのにも限界があり、この9月以降には耐えられないビジネスもどんどん増えることになるでしょう。ビジネス・オーナーたちが今考えていることはビジネス・コンセプトの変更です。従来のやり方では売り上げが立たず、どうすればこの危機を乗り越えられるかという難しい局面に立たされています。

(ハワイの不動産の話)
ハワイ州の観光局から7月のバケーション・レンタル(バケレン)の州全体の稼働率が14.1%であったという報告がありました。これは前年同月比で63.5%の低下とのことです。オアフ島でのバケレン規制が他の島よりは厳しいのですが、7月の稼働率は他島よりは高かったとのことです。平均稼働率は前年比63.5%減でしたが、供給件数は56%減の39万7,100件、需要件数も92%減の5万5,000件となりました。

旅行者のコロナ感染事前検査の実施による渡航解禁開始が延期されたことで観光客が来ないことでバケレン業界全体が影響を受けています。またロックダウン時には必要不可欠以外の事業には閉鎖が命令されていますが、バケレンは必要外と定義されており、違反者を厳しく取り締まられる可能性があります。実例として州外から到着した旅行者が空港で提示する情報用紙から違法営業しているバケレンを突き止めたことがあるとのことで、3月以降、ホノルル市計画・許可局が1千軒以上の所有者と経営者に警告状を送付、128軒が違反通告を受け、罰金を徴収されているとのことです。

カカアコ地区に初の超小型住宅ができ人気を集めています。これはハワイ州内で初めてのマイクロユニット高層低家賃住宅として注目を浴びていますが、111戸からなる16階建ての「ノホナ・ハレ」では、70平方フィートのラナイ(ベランダ)に居間とキッチンを合わせて合計285平方フィート(約26.5㎡)でパーキングはついていません。家賃は550ドルから1111ドルで所得額に準じて設定されています。すでに100人以上が入居しています。募集には243人が応じて抽選に当選した人が2月と3月に入居しました。建物の仕上げ工事は現在も続けられてていて完成後は落成式も予定されていましたが、コロナの流行で中止となりました。この計画は6年前にハワイ地区開発公社から発案され、落札者は年間1ドルの借地料で65年間のリース権を得ました。州はリース条件の一つとして低所得者の家賃を65年間維持することを義務付けているとのことです。ハワイで初めてのパーキングがない超小型アパートが人気を呼んだことで話題となりました。

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